2022年10月17日19:36
GMOあおぞらネット銀行は、Mastercardと提携し、2022年10月17日から、2種類のデビットカードの提供を開始した。これまではVisaデビットの取り扱いのみだったが、今回のMastercardデビット提供開始により、利用者のライフスタイル、ビジネススタイルにマッチしたカードを選べるようになる。
個人の利用者向けに「Mastercardプラチナデビット付キャッシュカード」を発行する。同カードは、年会費3,300円で利用金額の最大1.2%がキャッシュバックされる、与信審査なしで持つことができるプラチナカードとなる。すでに同社の個人口座を開設済みでデビットカードを持つ人も、新たに手続きすることで、2枚目のデビットカードとして「Mastercardプラチナデビット付キャッシュカード」を持つことが可能だ。
法人・個人事業主向けには「Mastercardビジネスデビットカード」を発行する。同カードは、年会費無料、与信審査なしで保有できるビジネスカードだ。1日あたりの利用限度額は、カード1枚につき1,000万円まで設定可能だ。さらに、追加口座ごとにデビットカードを1枚発行でき、19枚の追加カード保有により、合計2億円の高額決済に対応可能だ。利用金額の最大1.0%がキャッシュバックされるほか、同社口座より、利用代金が即時に引き落としされるため、立替精算の手間が省け経理管理もしやすくなるとしている。
なお、同社のデビット付キャッシュカードのカードロック機能は、オンラインでデビット利用のON/OFFの設定することが可能だ。オンラインショップを含む、国内および海外すべてのMastercard加盟店で利用できる。また、Mastercardのコンタクトレス(タッチ)決済機能を搭載しているため、コンビニエンスストアをはじめMastercardコンタクトレス加盟店にて、カードをかざすだけで決済できる。
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ペイメントナビ編集部
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