2022年11月14日18:37
GMOあおぞらネット銀行は、VisaとMastercardビジネスデビットカードに新機能「デビット後払いオプション」を追加し、2022年11月14日より提供を開始すると発表した。
同社の法人口座(円普通預金口座)を持ち、同社発行のデビットカードを保有し、「融資枠型ビジネスローン あんしんワイド」を契約している法人が対象だ。デビット後払いオプション可能額は10万円~1,000万円。
同機能では、支払方法がこれまでの「即時払い」のほか、新たに「後払い」も選択できる。毎月月末までのデビットカード利用金額を、翌月25日に一括返済できるという。
「後払い」可能な上限額は、「融資枠ビジネスローン あんしんワイド」で契約した融資枠からあんしんワイドで借り入れている金額を控除した額となる。例えば、翌月25日に一括返済した場合、利息と手数料は発生しない(追加の手数料として、デビット取引にかかる手数料は発生)。約定返済日に一括返済できなかった金額は、「融資枠型ビジネスローン あんしんワイド」の枠に借り換えとなり、借入利率が発生する。
現在、同社の2022年10月末の法人口座数は6万口座を超えている。これら法人口座利用者より、高いキャッシュバック率や複数枚発行可能といった同社のデビットカードの利点は享受したいものの、「会社のキャッシュフロー上、クレジットカードのように翌月一括払いでデビットカードを利用したい」というニーズが、2018年の事業開始当初よりあったという。
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ペイメントナビ編集部
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