2022年11月22日19:08
NTTデータは、2022年11月24日から、金融機関および資金移動業者が、「ことら」対応アプリを開発時に、「ことら」への接続を簡易化する「ことらWebViewサービス」の提供を開始すると発表した。
「ことら」は、ことら社が2022年10月11日より提供を開始した、10万円以下の多頻度小口決済のための新たな決済システムだ。銀行口座を持つユーザーはアプリ経由で、1回あたり10万円以下の個人間送金の手数料を無料〜少額で利用可能となる。さらに、電話番号やメールアドレス等を指定した送金も可能で、これまでより手軽な個人間送金を実現する仕組みだ。
事業者は、この「ことら」に対応した送金サービスの提供時、個別に送金画面や「ことら」と接続するため機能を持つアプリを開発する必要がある。今回提供する「ことらWebViewサービス」は、「ことら」対応に必要なアプリ機能をあらかじめ用意することで、事業者のアプリ提供にかかる負担を大幅に削減するという。
またNTTデータが金融機関に提供する個人向けバンキングアプリサービス「My Pallete」を「ことらWebViewサービス」に対応させ、金融機関の「ことら」対応をサポートする。ファーストユーザーとして京都銀行、西日本シティ銀行の利用が決定している。
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ペイメントナビ編集部
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