2022年12月2日7:50
SBI FinTech Solutionsの子会社となるSBIビジネス・ソリューションズは、クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」において、クラウド(SaaS)型 EC Attractions 「ネクストエンジン」を運営するNEと相互にパートナー契約を締結した。なお、「請求QUICK」のパートナープログラムにおける受発注システムとの直接連携は、NEの「ネクストエンジン」が初となる。
同社は、EC事業者のバックエンド業務である受発注処理の効率化や、法改正をきっかけとした請求業務のデジタル化などの課題解決に貢献すべく、「請求QUICK」と「ネクストエンジン」を連携することとしたそうだ。これにより、「ネクストエンジン」をご利用の事業者様は、受注データからインボイス制度に対応した請求書を「請求QUICK」で発行することが可能になる。
「ネクストエンジン」は、受発注業務の一元管理の一環として受注データを取り込んでカスタムデータを作成する機能を提供している。今回の「請求QUICK」との連携により、「ネクストエンジン」を利用するEC事業者は、CSVで受注データをダウンロードして編集・保存し、「請求QUICK」にアップロードすることで、月や締め日ごとの受注をまとめた合算請求書などを発行することができる。「請求QUICK」は、登録番号の記載や消費税計算といったインボイス制度の要件を満たした形の請求書発行と、改正電帳法に則した請求書控えの電子保存が可能だという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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