3月7日無料セミナー「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2023」開催、2025年までの決済セキュリティ強化に向けた注目点を一挙紹介

2023年2月3日13:00

本人認証の義務化、フィッシング対策、不正検知の最新動向、EMV新技術、PCI最新動向、AML/CFT対策などを網羅

ペイメントナビ編集部では、2011年11月に初となる「ペイメントカード・セキュリティフォーラム」を開催し、これまで計9回のフォーラムを開催してきました。2023年3月7日に第10回目の節目となる「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2023」を開催します。

国内では、「クレジット取引セキュリティ対策協議会」の「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」を経て、「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が制定されました。これまでの成果としては、加盟店のICカード化が進んだことで、対面での不正利用は減少しています。一方で、コロナ禍などで拡大するEC取引により、非対面の不正が目立っています。また、近年ではフィッシング被害も課題となっています。

2023年2月1日には、「クレジットカード決済システムのセキュリティ対策強化検討会報告書」がまとめられ、2024年3月末までに原則すべてのEC加盟店で、国際的な本人認証手法「EMV 3Dセキュア」の導入を求めると記載されました。

また、カード会社では、イシュア(カード発行会社)のリスクベース認証の精度の向上、イシュア間の不正利用情報の共有に向けた枠組みの検討・連携の促進が記載されています。

2月2日には、経済産業省、警察庁、および総務省が、クレジットカード会社等に対し、送信ドメイン認証技術(DMARC:Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)の導入をはじめとするフィッシング対策の強化を要請しています。

PCI DSSに関しては、2024年3月末までの「PCI DSS v4.0」準拠への移行、汎用モバイルデバイスで非接触決済の受け入れるための規格「PCI MPoC(Mobile Payments on COTS)」の動向も注目されます。

将来的には、カード番号をトークンに置き換えることができる「トークナイゼーション技術」の利用等も広がる可能性を秘めています。

なお、クレジットカード会社や前払式支払事業者は、AML(アンチ・マネーロンダリング)やCFT(テロ資金供与)の取り組みも重要となりますが、今回は法関係に詳しい吉元利行氏の特別セッションも用意しました。

「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2023」では、2023年から2025年までのセキュリティ強化を見据えた有益なセッションがそろっております。EMV 3Dセキュアの概要や義務化への見解、フィッシング対策に有効と言われるDMARCの概要、PCI基準の最新動向、国内外の不正検知を代表する企業による加盟店やカード会社向けサービス(共同利用の動向含む)、リスクベース認証の動向など、まさに決済セキュリティ強化に向けた最前線の動きが1日で紹介される予定です。

2023年はリアルとオンラインのハイブリッド開催を予定しております。政府、決済の標準化組織、国際ブランド、カード会社、加盟店、決済専門家、決済セキュリティに関わるサービスを提供するプレイヤーが一堂に登壇する本セミナーの開催が、国内における決済セキュリティ強化に向けた道標となれば幸いです。ぜひ参加をご検討ください。

過去のペイメントカード・セキュリティフォーラム過去開催の模様。今年はリアル&オンラインのハイブリッド開催
開催日時 2023年3月7日(火曜日)終日の開催(10時頃~17時30分頃)
※講演時間は調整中であり、変更の可能性がございます。その際は本サイトで別途ご案内させていただきます
開催場所

リアル、もしくはオンラインセミナーの選択
(開催1週間前をめどにWebサイトのURLをお送りさせていただきます)
◇リアルは以下となります。

  • 会場:東京・コモレ四谷タワーコンファレンス
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目6−1
    JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅から徒歩1分
    2階(オフィス横)の一番奥のエレベーターで3階におあがりください。

◇オンラインはZoomを予定

※会場をご選択いただいた方もオンラインに変更させていただく可能性がございます。ご了承ください。
※新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては、完全オンラインの開催に変更させていただく可能性もございます。

開催テーマ 「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2023」
2025年までの決済セキュリティ強化に向けた注目点を一挙紹介
参加対象者

カード加盟店、対面の店舗、EC決済取引を行う企業、サービスプロバイダー(決済処理を行う決済代行事業、決済処理事業者)、カード会社、カードセキュリティ関連企業、審査機関、セキュリティ商材販売企業など、カード決済セキュリティに関わる企業の皆様もお申し込みが可能です。
※協賛企業の競合となるサービスを提供する企業様のお申し込みはお控えいただければ幸いです。

主 催 株式会社TIプランニング
協 賛

●株式会社インテリジェント ウェイブ 

●かっこ株式会社


●株式会社 TwoFive

●Forter, Inc.

●LexisNexis Risk Solutions


五十音順(2023年2月3日時点)

協 力 ●ペイメントナビ編集部(カード情報ポータルサイト)
参加費用 無料(参加には、おひとり様ごとの事前登録が必要です
定 員

リアル、オンライン含め300名を想定⇒定員を拡張して対応します。

登録サイト

本セミナーのお申し込みは締め切りました。

※本申し込みにあたりお預かりしたお客様の個人情報(氏名、住所、電話番号等)ならびアンケートのご回答情報は、開催日時点での主催、協賛各社において、今後の営業、マーケティング、各社取り扱い製品またはサービスに関するご案内のために利用させていただく場合があります。また、お申込み情報(氏名、住所、電話番号等)は開催日時点での協賛企業に共有されます。なお、ご記入いただきました個人情報につきましては、各企業の個人情報保護ポリシーに則って、適切に扱われます。

■講演プログラム(現段階での予定)詳しいプログラム、お時間は後日発表させていただきます。

内容

開会

◇基調講演 10時~10時30分
 「EMVテクノロジーのトレンドとセキュリティ」

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 データ・ソリューションズ ディレクター 田中 俊一氏

日本政府の目指すキャッシュレス、デジタル社会の実現には、安心・安全に日常の決済を行える環境整備が不可欠と考えていますVisa では、多様なセキュリティ関連技術・ソリューションを通して、イシュアやアクワイアラ、加盟店に対し、セキュアで利便性の高い決済環境を提供しています。決済手段の発展にともない不正利用対策にも進化が求められる中、より高度なリスクベース認証が実現できるEMV 3-Dセキュアと、そのソリューションおよび今後の展開についてご紹介します。

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 デジタルソリューション 部長 藤森 貴之氏

e-commerceをはじめオンラインでの決済が増える中、VisaではEMV 3-Dセキュアと共に、Visaトークンサービスの展開を推進し、不正利用の抑止とオーソリ承認率の向上を目指しています。Apple Payをはじめとするモバイル端末等デバイスでのトークン活用に加え、オンライン加盟店におけるトークン利用も重要ととらえ、Visaトークンサービス利用による加盟店のメリットや新たな利用形態による消費者の利便性などにつき、ご紹介します。

◇講演 10時40分~11時20分
LexisNexis Risk Solutions
デジタル世界でユーザーを知り不正に立ち向かう

LexisNexis Risk Solutions ビジネスデベロップメントディレクター
雨宮 吉秀氏

オンライン不正被害は増加の一途を辿っています。詐欺の手法も巧妙さを増しています。不正被害から顧客とビジネスを守るために必要なことは、オンラインでアクセスしてくるユーザーが正規のユーザーであるか、あるいは不正を働こうとする者かを正確に素早く判断することです。このセッションでは、オンラインユーザーを知るための最新のテクノロジとその事例をご紹介します。

◇講演 11時30分~11時50分
2022年~2023年、 PCI SSCが目指す方向とステークホルダーとの連携強化

PCIセキュリテイ・スタンダード・カウンシル(PCISSC)アソシエイト・ディレクター 日本 井原亮二氏

2022年にリリースされたPCI DSSv4.0 は本格的な準拠対応の段階に入っています。フォーラムでは2023年にPCI SSCが目指す活動について展望します

◇講演(ランチセッション)12時10分~12時50分
株式会社 TwoFive
なりすましメール対策 DMARC を導入することの効用

※会場で参加の皆様には軽食をご用意します。
株式会社 TwoFive CTO 加瀬正樹氏

2023年2月に経産省・総務省・警察庁よりクレジットカード会社等に対して DMARCの導入をはじめとしたフィッシング対策の強化を要請しました。これらフィッシング対策を含むセキュリティ対策は多層的な取り組みが重要とされますが、DMARC はその基礎的な対策と言えます。このセッションでは、DMARC の解説、導入の流れ、その効用について解説します。

◇講演 13時00分~13時40分
株式会社インテリジェント ウェイブ
業界横断的な不正対策に向けた、インテリジェント ウェイブ(IWI)の取り組みとサービスのご紹介 

株式会社インテリジェント ウェイブ  第二システム本部 第二部 部長 夏目康秀氏
株式会社インテリジェント ウェイブ  営業本部 決済ソリューション営業部 部長 兼 海外事業推進室 加藤涼介氏

左:夏目氏、右:加藤氏

インテリジェント ウェイブ(IWI)は30年近くにわたり主にイシュア様向けに不正検知システムを開発、提供するなかで、クレジットマスター対策の機能拡充、AIを活用した不正対策機能の強化など、カード不正被害削減に向けた様々な取り組みを行ってきました。本セッションでは、近年深刻化する不正被害に対し、業界一丸となって対策を推進していくべく、共同利用型カード不正対策サービスおよびカードセキュリティ関連ソリューションをご紹介します。

◇専門家セッション 13時50分~14時20分
決済サービスに係るAML/CFT対策の必要性の拡大と今後の動

現代ビジネス 法研究所代表 吉元利行氏

従来からのクレジットカードから、前払式支払手段に拡大した今回の改正、さらには、今後決済代行会社に拡大する可能性まで最近の議論を参考に紹介。

◇講演 14時30分~15時10分
Forter Pte Ltd
欧州規制PSD2からみるEMV 3Dセキュアの状況    

ーEMV 3Dセキュアのメリットを最大限に活用するForterソリューションでの実例ー

Forter Pte Ltd カントリーマネージャー 野田 陽介氏

今後、不正対策を検討する上で、重要となるクレジットカード決済の認証サービス「EMV 3Dセキュア(3Dセキュア2.0)」。先行する欧州での状況、導入のメリット、課題、ベストプラクティスをご説明します。また、高精度な取引をリアルタイムに自動判定し、高精度に不正行為を検知するForterソリューションについて、顧客維持率の向上を実現した実績を事例を交えてご紹介します。

◇講演 15時20分~15時40分
経済産業省

経済産業省 商務・サービスグループ 商取引監督課 セキュリティ専門官 小西啓介氏

◇講演 15時50分~16時30分
かっこ株式会社
国産不正検知サービス”O-PLUXと3Dセキュアを併用するメリットについて
~20,000サイト分の審査から見えてきた最新の不正傾向と併用事例を紹介~

かっこ株式会社 O-PLUX事業部 相馬陽一氏

2022年のECにおけるカード不正利用被害額は300億円を超え、EC化率の増加に伴い、被害も拡大をし続けています。「クレジットカード決済システムのセキュリティ対策強化検討会報告書」でも、3Dセキュアと属性・行動分析(不正検知システム)等を組み合わせた重層的な対策が推奨されています。かっこは、2011年からEC業界の不正対策に特化しており、国内導入シェアNo1の不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」ライト版サービス「不正チェッカー」を提供しています。本セッションでは、”国産不正検知サービス”である弊社サービスだからこそ提供できる3Dセキュアとの併用メリットや実施の導入事例、20000サイト分の審査から見えてきた最新の不正傾向についてお話をさせていただきます。

◇最終パネルセッション 16時40分~17時20分
2025年の決済セキュリティ強化に向けたパネルセッション

Mastercard サイバー & インテリジェンス ソリューションズ ディレクター 丸山 秀幸氏
三井住友カード株式会社 カードセキュリティ統括部(東京)渉外グループ クックデ サンジェイタロウ氏
ヤフー株式会社 コマースインフラ本部 安全対策部 平山 孔亮氏

左:丸山氏、中央:クックデ氏、右:平山氏

パネルセッションでは、国際ブランド、カード会社、加盟店の担当者を迎え、各社のセキュリティ強化に向けた取り組み、EMV 3Dセキュアなどへの対応や義務化への見解などについて伺う予定です。

※セッションは予定となり、詳細な時間や講演内容は随時アップデートされます。

※プログラムは、予告なく変更される予定です。タイトル、講演内容や講演者は確定次第、順次追加予定です。予めご了承ください。最新情報は、本サイトをご確認ください。

本セミナーのお申し込みは締め切りました。

 

【事前に必ずご確認のうえお申し込みください】
・ご登録情報は主催者ならびに2023年3月7日開催時点の協賛企業で共有されます(協賛企業は随時追加)。
・セミナー中の写真撮影、録音、スクリーンショット等はお断りさせていただきます。
・協賛企業の競合となる企業は今回のフォーラムのお申し込みをお控えいただければ幸いです。
・会場参加は人数を制限させていただく予定です。会場参加の抽選に外れた方はオンライン参加に変更させていただきます。
・所属会社のご住所、メールアドレスでお申し込みください。gmailやyahooメールなどの企業メール以外、自宅などからのお申し込みなど、正しい記載がない場合は、参加を不承認とさせていただきます。

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