2023年2月15日20:56
Gunosyとロイヤリティ マーケティング(LM)は、2023年2月14日、Gunosyの提供する広告プロダクト「Gunosy Ads」と、LMの提供するマーケティングサービス「Ponta Ads」との連携を開始すると発表した。
「Gunosy Ads」は、「グノシー」アプリなどのユーザーデータを活用して、見込み顧客にダイレクトにアプローチを行える広告プロダクトだ。「グノシー」アプリユーザーやau公式ポータルの「auサービスToday」アプリユーザー、KDDIと共同配信を行うニュース配信アプリ「ニュースパス」ユーザーに訴求できる。
「Ponta Ads」は、共通ポイントサービス「Ponta」の利用から得る、日常生活のオフラインでのリアル購買データとデジタル広告を接続して配信・分析するマーケティングサービスだ。
今回の連携により、「Ponta Ads」の接続メディア「Ponta コネクティッドメディア」の中に「Gunosy Ads」が追加され広告配信が可能になることに加え、「Gunosy Ads」での広告配信においても、Ponta会員1億人超のリアル購買データに基づいたターゲティング配信が可能になるという。
従来、オフラインデータを利用したターゲティングは、購買をしたユーザーのデータとアプリユーザーとのマッチング数が少なくなり、実際の広告配信対象ユーザーが少なくなる傾向にあったという。今回「Gunosy Ads」と「Ponta Ads」の間では約540万IDというボリュームのIDマッチングが確認できている。これはGunosyが「auサービスToday」をはじめとしたauユーザーのデータを保有しているためであり、双方の親和性が高いことが背景にあるという。
また、「Ponta Ads」は、基本的な属性データおよびリアル購買データ中心のデータ群を強みとしている。
年収・興味関心・家族構成などの基本属性やリサーチによるライフスタイルデータなどは、幅広い広告主が利用できるセグメントになるそうだ。
また、リアル購買データを基にしたセグメントは、食品・飲料、たばこや化粧品、日用雑貨などのカテゴリ単位での効率的なターゲティング配信に加えて、広告主の商材単位で購入・非購入ユーザーへのターゲティング配信も可能になるそうだ。
「Gunosy Ads」での広告接触データと「Ponta」のリアル購買データを掛け合わせた分析を行い、広告効果を可視化することができるという。また、広告接触者/非接触者の購買検証や、キャンペーン事前事後での来店率・購買金額の検証などにも利用可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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