2011年3月23日13:57
POSメーカーの日本NCRはペイメント・アプリケーションを開発しているソフトウェアメーカーに適用されるグローバルセキュリティ基準「PA-DSS」に対応したソリューションの紹介を行った。
同社の決済アプリケーションである「RealGate Payment」 は、国内初のPA-DSS準拠アプリケーションとしてPA-QSAのNTTデータ・セキュリティから認定を受けた。ペイメントカードの国際基準であるPCI DSSの最新版であるVersion2.0では、PCI DSSに準拠した環境でPA-DSS対応の製品を使えば、より有効になることが盛り込まれた。
2010年末時点で、PA-DSS準拠のアプリケーションを国内で提供しているのは同社のみとなっているが、2011年以降は外資系企業などがPCI DSSに対応した決済環境を構築すると言われており、同社以外にもPA-DSSに準拠する企業は現れると予想される。
※「リテールテックJAPAN 2011」「IC CARD WORLD 2011」のレポートとなります。