2023年3月23日20:00
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.は、2023年3月10日に公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本(以下JA Japan)協力のもと、国際女性デーに合わせ、静岡女子高等学校の1~2年生計41名を対象に金融教育ワークショップを開催した。
デジタル化の進展ならびに消費行動を含むライフスタイルの変化などを受け、2022年4月の新高等学校学習指導要領では高校における金融教育が必修化されている。アメリカン・エキスプレスは、ESG戦略の柱の1つとして「健全な財政基盤の構築」を推進しており、グローバル規模で学生に対して、「金融教育へのアクセス拡大」に取り組んでいる。その取り組みの一環として日本では、2023年3月8日の国際女性デーに合わせ、将来家庭とキャリアの両立など性別役割の課題に直面しがちな女子高校生を対象に、個人のキャッシュフローのシミュレーションを通じて将来を考えるワークショップを提供した。
同ワークショップでは、静岡女子高等学校の1~2年生がJA JapanのプログラムMobile FINANCE Parkを通じ、個別に与えられた大人のペルソナをもとに、生活にかかる費用の管理を体験した。生徒は各4~5名ずつの班に分かれ、タブレット端末などを用いて、各自の収入や家族構成に沿った具体的な生活費を試算した。各班には有志の社員ボランティア各2名が加わり、家族構成によって変わる生活にかかるお金やそれぞれの立場の違いをイメージしながら議論を重ねた。将来の生活を想像することで「自分の人生は自分でつくる、決まった正しい答えはない」と自分ごととして考えたそうだ。
ワークショップ後には、社員ボランティアによるキャリアトークや質疑応答も実施。生徒による社員ボランティアへの「高校の時はどうしていましたか」「人生で一番大変だったことはなんですか」といった質問を交えて自身の将来について学ぶとともに、社会人との交流を通して、将来の「なりたい自分」を思い描く対話型の実践授業となったそうだ。