2023年5月25日13:25
楽天ペイメントは、2023年4月16日に「親子で学ぼうキャッシュレス教室」を開催した。
同講座の開催に先立ち、楽天ペイメントでは、「子どものキャッシュレス教育に関する独自調査」を2023年1月18日にインターネットで実施した。同調査は2020年にも実施しており、この3年間の回答の推移とともに調査したという。その結果、キャッシュレス教育に対する意識の移り変わりが分かってきたそうだ。
まず、「お子さまにキャッシュレス決済の各種サービスを使わせることに対して不安はありますか。」という設問において、2020年では「(不安が)とてもある」「(不安が)少しある」を合わせて82%に対し、今回の調査では52%に減少した。キャッシュレスについての話題が盛り上がっていることもあり、不安がある保護者は半数まで減っていることが分かった。
また、「お子さまは、キャッシュレス決済を含む、お金の仕組みや管理について理解できていると思いますか。」という設問においては、「できていると思わない・わからない」という回答が2020年は90%以上を占めていたのに対し、今回の調査では、「理解している」という回答が70%以上を占めるなど、世界的なトレンドや政府の取り組みなどによって、未成年の間でもマネーリテラシーが上がってきているということが分かったそうだ。
今回の教室は6~8歳を対象とし、「キャッシュレスとは何だろう」という基本的な知識や、身近にあるキャッシュレスについての簡単なクイズ、実際のコンビニを利用した買い物体験など、キャッシュレスにまつわるさまざまなテーマに沿って実施した。
当日は親子13組の参加があり、子どもたちは熱心にキャッシュレスの説明を聞き、講師からの質問にも積極的に手を挙げて答えるなど、終始にぎやかな雰囲気だった。また、実際のコンビニでの買い物体験では、子どもたちが初めて電子マネー「楽天Edy」で支払いを体験した。「楽天Edy」を決済端末にかざして商品を購入できる様子に、「タッチするだけでお買い物できるのが楽しい」「簡単で楽」と大盛り上がりとなったという。
そのほか、キャッシュレス教室の合間には、保護者向けキャッシュレスミニ講座も実施した。「楽天Edy」の利便性や安全性、「なぜ今キャッシュレス教育が必要なのか」「どうやって子どものマネーリテラシーを高めていくか」といったことを、楽天の独自調査データを用いて解説した。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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