2023年7月15日7:00
オリエントコーポレーション(オリコ)は、国内市場において公募形式による 2回目の「サステナビリティ・リンク・ボンド(第35回無担保社債)」を発行したと発表した。
サステナビリティ・リンク・ボンドとは、発行体が事前に設定した将来的なサステナビリティ/ESG に関連する目的の達成状況に応じて、財務的・構造的な特徴が変化する可能性のある債券の総称となる。
オリコは、長期目線で社会価値と企業価値の両立をめざす「サステナビリティ」を経営の軸として、2030年のめざす社会・めざす姿からのバックキャスティングによって、2025 年 3 月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定し、重要課題の実現に向け、サステナビリティの取り組みと目標(KPI)を設定している。その重要課題の1つとして「持続可能な地域づくりへの貢献」を掲げており、海外事業では東南アジアにおいて国ごとに最適な金融商品やサービスを提供し、自動車市場の発展を目指している。
オリコが事業展開している 3 カ国(タイ、フィリピン、インドネシア)のオートローンの年間取扱高を KPIに選定し、取扱高の増加を SPTに設定したオリコ・サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークに基づく資金調達として、2023 年 2 月に続き 2 回目となる同サステナビリティ・リンク・ボンドを発行したそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト