2023年8月1日12:10
プレイシンクと、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、Web3事業の共同推進について業務提携したと発表した。両社の提携によって、LMの会員基盤を活用し、既存のサービスからシームレスにつながるWeb3サービスの提供を目指す。
ブロックチェーン技術によるWeb3サービスは、さまざまな分野での活用が期待されているが、利用者と事業者の双方にさまざまなハードルが存在し、グローバルでのトップクラスのサービスでも利用者は数百万人規模と言われているそうだ。
今回の提携により、2023年内を目途にLMの持つ約1億の利用者アカウントがWeb3サービスに対応可能となる。今後両社が独自でブロックチェーンを準備し、世界的にも類を見ない約1億アカウントという規模のWeb3プラットフォームを構築するとしている。
また、同プラットフォームでは、2社で提供するサービスのみならず、サードパーティーによるアプリケーション提供も可能にすることを予定している。
具体的に、同提携において、コンテンツ領域ではゲームやデジタルトレーディングカードの提供を予定しており、マーケティング領域ではNFT広告やNFTクーポンなどの試みを推進する。また、これらに限らずサードパーティーによるWeb3アプリケーションの提供も可能になることから、世界最大規模のユーザーベースに向けて、多様なWeb3サービスを提供することを目指す。
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ペイメントナビ編集部
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