2023年8月22日7:55
埼玉県川越市は、コロナ禍において、厳しい状況にある市内商店・飲食店等における販売促進を図るとともに、物価高騰に直面している市民の消費生活を支えるため、プレミアム付電子商品券「小江戸ペイ【第2弾】」の購入申し込みを2023年8月21日から開始した。
また、令和4年度に引き続き、環境に配慮して紙の排出を極力避け、かつ商店街を中心とした地域のデジタル化を推進するため、「電子商品券」を活用する。
1口につき1万3,000円分使用できる電子商品券を1万円で販売(1人3口まで)。プレミアム率は30パーセントで、発行総額は13億円になる。
なお、NTT東日本、NTTカードソリューション、NTTネクシアは、NTT ExCパートナーと連携し、同事業を支援している。
同事業は、川越市が発行元、川越商工会議所が事務局を務め、2022年度より「電子商品券」での提供をはじめたもので、今年度もNTTグループがシステムの運用から各種サポートまでICTで支援している。
今年度の改善点として、スマートフォン型商品券の購入時に、クレジットカード決済に加えコンビニでの現金支払いが可能になった。また、店舗の検索機能を追加し店舗検索が直感的、簡易にできるようになったという。さらに、コールセンターで操作方法の問合せをもらう際、口頭のみではなく利用者のスマートフォン等に資料投影しながら説明(双方の認識合わせを容易にするビジュアルサポート機能bellFaceを活用した支援)するという。
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ペイメントナビ編集部
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