2023年9月19日8:55
エリアペイと凸版印刷は、神奈川県鎌倉市の鎌倉小町商店会、鎌倉御成商店街協同組合、八幡宮前商店会の3商店街において、鎌倉地域ペイの「かまくらペイ」の実証実験を行うこと発表した。約50 店舗程の参加を予定している。
「かまくらペイ」は、地域活性化のための鎌倉限定で利用できる地域プリペイドシステム(LINE ミニアプリ)となる。「かまくらペイ」の発行は国内で170 社、30 万店舗、1.5 兆円の実績がある凸版印刷が運営管理する。
「かまくらペイ」では、10代~60 代の 8~9割がすでに利用している LINE を利用することで、アプリ導入のハードルを下ることができるという。
また、「かまくらペイ」による売上や月次精算額を案内する加盟店アプリはスマートデバイス上で動作する。なお、今回の実証実験に限り決済手数料は無料だという。
エリアペイでは、実証実験に参加する店舗を紹介する Web サイトを開設。同Web サイトには利用者アプリやプロモーションで使う SNS からリンクを貼るため、各店舗は情報発信に活用できるそうだ。
今回の実証実験では、11月1日から、JR 鎌倉駅周辺のプレミアムクーポン取扱店で総額 100 万円の予算でプレミアム率 30%のクーポンを発行する。クーポン券は2,000 円で販売し、600 円のプレミアムが付与される(2,000 円のクーポン購入で2,600 円を利用できる、購入は1人あたり 2 枚を上限)。
「かまくらペイ」のスケジュールは、11月1日~12月22日を予定している。ただし、プレミアムの予算総額を消化した時点で終了となる。
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ペイメントナビ編集部
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