2023年10月30日14:45
オリエントコーポレーション(オリコ)は、電動モビリティメーカー兼モビリティシェアプラットフォーム提供企業であるFutureと、持続可能な交通網・まちづくりの推進と地域経済の活性化などを目的として、資本業務提携したと発表した。
なお、今回の出資はESGの観点でシナジーが見込める企業との協業をスムーズに行うことを目的とした「Orico Sustainability Fund」を活用している。
Futureは、移動するだけのモビリティではなく、金融やエネルギー等のサービスを組み合わせ、自由な移動と地域経済圏を創出する地域のライフラインプラットフォームを提供することで、脱炭素・地域活性化・高齢化社会への貢献を支援する企業であるという。また、Futureは軽量化を追求したフルカーボン製電動バイクを開発するとともに、安定性を高める3輪機構をとり重量の削減を図っている。加えて、提供する地域DXアプリでは、モビリティシェアサービスを起点に、デリバリーや予約・取り置きなどのショッピング機能、地域情報や観光情報などを掲載している。
オリコは、今回の資本業務提携を通じて、電動モビリティ販売やモビリティシェアアプリにおける金融商品の提供、およびデータビジネスなど、新たなビジネスモデルを創出するとともに、電動モビリティの普及による脱炭素社会の実現およびモビリティシェアサービスによる地域活性化につなげていきたいとした。
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ペイメントナビ編集部
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