2024年2月8日20:35
アララの子会社であるバリューデザインは、タイのValuedesign (Thailand)Co., Ltd.がタイ国内に初出店したプレミアム豚焼肉専門店「SINDOSEGI(シンドセギ)」と連携し、独自Pay「SINDOSEGI CASH CARD」とモバイルCRMサービスの提供を開始したと発表した。
バリューデザインは、小売・飲食店など11.7 万店舗以上に独自Pay(店舗独自のハウス電子マネー)の発行が可能な「Value Card」や「アララ キャッシュレス」を提供している。日本をはじめ、インドやタイへサービスを展開しており、店舗の顧客層拡大やブランドリーチの拡大を支援しているそうだ。特にタイにおいては、「LINE」アプリ上に自社の運営に必要な機能を紐づけられるLINEミニアプリを活用し、デジタル会員証の登録情報をもとにした顧客属性の管理、分析から、顧客に応じた販促アプローチが可能なモバイルCRMサービスを提供している。タイにおけるバリューデザインのサービス導入店舗数は2023年12月時点で740店舗以上に拡大しているそうだ。
今回、バリューデザインの独自Payを搭載したモバイルCRMサービスを導入した「SINDOSEGI」は、韓国ソウル発祥のプレミアム豚焼肉の専門店となる。韓国国外初のフランチャイズ店となるSINDOSEGI Thaiは、1号店をバンコクのショッピングとファッションの中心地にある、サイアム・スクエアにオープンした。
「SINDOSEGI」では、リピーター促進、ロイヤルカスタマー育成、消費者の利便性向上を目的に、独自Payの提供に加え、CRMサービスを採用した会員システムの提供を2024年1月に開始した。3,000バーツのチャージにつき5%のボーナス、50バーツの支払いにつき1ポイントを付与する。
会員に対して、モバイルCRMを広めることで、利用状況に応じた特典やキャンペーンなどの配信が可能となり、再来店促進を支援するという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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