2024年4月8日20:45
おきなわフィナンシャルグループの沖縄銀行、同グループの地域商社であるみらいおきなわ、SCSKサービスウェアの3社は、ネットスターズ協力のもと、那覇市と「那覇市プレミアム付商品券事業委託業務契約」を締結し、2024年3月から利用加盟店募集を開始、4月からプレミアム付商品券の購入申し込みを開始した。
現在日本では、エネルギーや原材料の価格高騰が市民生活や経済活動において多大な影響を及ぼしている。このような状況を踏まえ、那覇市は市民向けにプレミアム付商品券を発行し、経済的負担の軽減並びに消費喚起を促進、物価高騰による影響を緩和する事業を展開する。同事業を多くの市民が利用できる商品券の発行を実現し、家計負担の軽減と消費マインドの促進を図るべく、那覇市に本社、事業所を置く沖縄銀行、みらいおきなわ、SCSKサービスウェアの3社で「那覇市プレミアム付商品券事業・ 共同企業体」を組成し、デジタル活用で、全市民に滞りなくスピード感をもった物価高騰に対する支援をするほか、地域経済の消費低迷により循環が停滞し消費需要が減少する課題についても解決していくという。
プレミアム付き商品券事業は、実施計画や実施方法を自治体とともに綿密に企画し実行に移すことで、地域住民や参加店舗の満足度の向上につながるという。那覇市内に本社、事業所を構える3社による共同企業体で事務局体制を構築し、那覇市とコミュニケーションを密にとることで、市民に寄り添った効率的かつ効果的な運営を実施するという。
各社が得意とする事業を持ち寄り、さらに地域の企業とも協業することで、新たなサービス価値を生み出し、地域の課題解決に取り組む。
なお、より多くの住民が買いやすく、使いやすい商品券になるよう電子商品券に加え、QR付紙商品券も発行する。住民は自身に合った使い方を選択できる。
今後、沖縄銀行、みらいおきなわ、SCSKサービスウェアおよび、ネットスターズは、地域に密着し自治体が抱える課題解決を支援するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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