通常、クレジット決済の場合はカード番号と有効期限で決済を行うが、その場合、たとえばカードを第3者に盗まれれば簡単に決済ができてしまう。3-Dセキュアはネットショッピングにおいて、独自のパスワード認証を取り入れることにより、本人確認を行う仕組みである。
ビザ・ワールドワイドが「VISA認証サービス」、マスターカード・ワールドワイドが「SecureCode(セキュア・コード)」、ジェーシービーが「J/Secure(ジェイセキュア)」で展開している。
3-Dセキュアの“D”は「イシュア」「インターオペーラビリティ」「アクワイアラ」の3つのドメインから構成されるスキームを指している。本人認証は、ネットショッピング時にカード発行会社とカード会員の二者間で実施。カード会員本人だけが認知するパスワードを使用することで、第三者による“なりすまし”を防いでいる。
■デモ画面
「VISA認証サービス」の流れ
http://www.visa-asia.com/ap/jp/merchants/productstech/popup_demo.html
「SecureCode(セキュア・コード)」の流れ
http://www.mastercard.com/jp/cardholderservices/securecode/flash/securecodedemo.html
「J/Secure(ジェイセキュア)」の流れ