2025年1月25日7:00
カルチュア・エクスペリエンス(CX)は、NICリテールズ(NIC)が運営する「TSUTAYA流山店」(千葉県流山市)に、日本出版(日販)が開発した有人・無人のハイブリッド型営業を叶える店舗運営省人化ソリューション「ほんたす」を導入し、2025年1月31日23時より運用を開始する。
「TSUTAYA 流山店」は、「ほんたす」とTSUTAYAセルフレジを組み合わせた新たな運営モデルの導入により、早朝・深夜は無人、日中は有人のハイブリッド営業となり、日~木曜日は5時間45分、金・土曜日は4時間30分の営業時間延長を実現する。
これにより、地域の人々にとって、より便利でアクセスしやすい店舗体験を提供するという。無人営業時間帯でも、TSUTAYAが提供する書籍や雑誌、文具雑貨、映像レンタル、コミックレンタルなどを利用でき、有人営業時間帯にはスタッフによるきめ細やかなサービスを届けるそうだ。
具体的に、早朝の8時から9時30分と、夜間21時45分(金・土曜日は23時)から26時の無人営業時間中は、LINEミニアプリのデジタル会員証によって入店が可能とだ。会員ごとに入店を管理することで、万引きなどの防犯セキュリティ管理を実現する。これにより、顧客の利便性が向上するとともに、スタッフの配置が難しい早朝や深夜の営業が人件費をかけることなく可能になり、書店の収益改善につなげるという。
なお、無人営業時間は、キャッシュレス決済のみ(クレジットカード、電子マネー、二次元バーコード決済、現金不可)となる。
また、営業時間中は、問い合わせ対応やトラブルの抑止および災害時などの緊急対応を「ほんたす」サポートセンターにて行う。店内からの緊急の問い合わせには、店内に設置している専用の二次元バーコードから「ほんたす」サポートセンターへのビデオ通話等で対応する。また、警備会社の連携のもと店内に緊急ボタンを設置するなど、防火体制も整備している。
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ペイメントナビ編集部
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