2025年2月5日8:00
NTTデータはグローバル展開を強化しているが、決済事業もその1つである。同社ではイタリアでも戦略コンサルティングや最先端のテクノロジーの提供を「Syntphony」ブランドで提供しており、SaaS 決済管理ソリューション「Syntphony Payments」により顧客を支援している。
イタリアで主要な企業の1つに
研究開発センターの機能も
NTTデータは、2012年からイタリアでビジネスを展開している。イタリアの主要な銀行にサービスを対する主要な決済プロバイダーの1つだという。国内の取引に加え、クロスボーダー送金や国際送金を行っている。
NTTデータ イタリア ディレクター Andrea Giuliani(アンドレア・ジュリアーニ)氏は「イタリアでは12年間にわたって成長してきました。弊社の支払いソリューションは、今では非常に幅広いサービスを提供しています。銀行の支払いに加え、ウォレット、罰金の支払い、さらには付加価値サービスも含まれています」と説明する。
NTTデータはグローバルで決済サービスを強化しており、欧州でのビジネスは、イタリア、ドイツ、オーストリア、スイス、ベルギー、フランスといった国を含んでいる。
日本企業が海外で展開する強みについてGiuliani氏は「ヨーロッパにおける日本文化には、私たちヨーロッパ人にとって素晴らしい面があります。日本の文化は私たちにとって非常に重要であり、ポジティブな影響があります。イタリアにはNTTデータの3つのセンターの1つがあり、ほかは東京とシリコンバレーにも展開しています。ここイタリアでは、コンピューティングや他の分野に関する研究開発センターが設立されています」と話す。
現在、イタリアでは銀行やグローバル企業にも支払いサービスを提供している。NTTデータが提供するサービスには、専門的なコンサルティングや銀行のコンプライアンス規制に関するプロフェッショナルサービスの提供も含まれ、支払いに関する変革プロジェクトを進め、顧客の決済プラットフォームをアップグレードさせることにも取り組んでいるそうだ。
銀行送金で強み、日本発グローバル企業のBNPL支援
イタリアでのマーケットシェアは?
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。