2025年5月20日8:10
NTTデータは、三井住友カードおよび三菱UFJニコスに対し、ローンデジタルプラットフォームのサービスを2025年5月19日より提供開始すると発表した。保証会社の参画は、同プラットフォームの共同開発社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(以下:SMBCCF)以来、初となるそうだ。同プラットフォームは個人ローンの申し込みから契約までに係る一連の手続きや業務をデジタル化するSaaS型のサービスとなる。個人ローンの利用者にとっては手続きの簡素化や審査期間の短縮につながり、提供者である金融機関や保証会社は各種業務を効率化できるなど、双方に利便性を提供できることが特長だという。
個人ローンは、商品ごとに保証会社が異なるケースが多いことや業務内容やシステムが各社各様などの理由から、紙事務や電話・FAXの使用などアナログ的な業務が残るなど、デジタル化による抜本的な業務改善が進まない状況にあった。同プラットフォームは、個人ローンに係る旧来業務全般のデジタル化と、それに伴うローン申込者の顧客体験の向上や事務効率化を目的にSMBCCFと共同開発したSaaS型のサービスで、2023年より展開している。
今回の三井住友カード、三菱UFJニコスの参画に合わせて、保証審査業務の利便性をより向上させる機能を追加実装しており、同プラットフォームの標準機能として提供するそうだ。
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