2026年4月20日8:30
Evernorthは、世界最大級の XRP (リップル)トレジャリー(財務・資金管理)企業だ。同社の最高執行責任者 Meg Nakamura氏は、Evernorth の業務の卓越性や市場進出戦略、および組織の成長を牽引している。同氏は、金融サービスにおける 20 年の専門知識を持っており、決済技術の構築とスケールアップにおいて深い経験を持つ。「XRP TOKYO 2026」で来日した同氏にEvernorthの強み、決済市場動向について話を聞いた。

XRP(リップル)を保有・運用 レンディングやDeFi活用で収益化へ
米国Evernorthは、XRPを基盤資産とする金融インフラおよびトレジャリー管理を中心に事業を行う企業だ。 4億7,300万XRP以上(2025年10月20日~11月4日の間)の資産を有しており、そのXRPを機関投資家に貸し出すなど効率的に管理・運用することで、収益を生み出し、その収益を再投資するという。レンディングやDeFi(分散型金融)を積極的に活用することで、継続的な資産価値の向上を目指している。
Nakamura氏によると、XRPの価格に連動するETF(上場投資信託)に加え、XRPをバランスシートに保有し、XRPL上でのレンディングとなる融資・借入メカニズムの構築、オプションズ・トレーニング、マーケットメイキング(Market Making)インフラなどの展開を行っている。なお、すべての財務報告は大手監査法人による独立した監査を受ける予定であり、高い透明性とガバナンスを確保するように設計されている。
Evernorthは人材面も強みに ユースケースの増加でリスクコントロール
Nakamura氏は「ビットコインのブロックチェーンはプロトコルの利益をジェネレーションできるメカニズムがありません。XRPは13年ほどトラックレコードの歴史があって、安心できるテクノロジの上にRippleが機能性、ユーティリティを詰め込んでいるのでDeFiなどのジェネレーションの技術をXRPに導入しています」と説明する。
また、Evernorthは人材面も魅力であるとした。代表のAsheesh Birla氏は元リップルで当初からプロダクト開発に携わったのをはじめ、優秀な人材が投資家から支持されている。同社はArrington Capital、Rippleから出資を受けているのをはじめ、日本のSBIホールディングスも主要株主として参画した。
なお、暗号資産を保有・運用するリスクはあるとしたうえで、「XRPはこれまで、クロスボーダーペイメンツのユースケースが中心でした。最近ではレンディング、トークナイゼーション、トレジャリー・マネージメントなどのフィーチャーが増えていますので、ユースケースが広がれば、使う魅力が増し、リスクはコントロールしやすくなります」と述べた。
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