2023年6月23日14:00
Ripple(リップル)は、2023年6月22日、シンガポールに拠点を構えている同社の子会社 Ripple Markets APAC Pte Ltdが、シンガポール金融管理局(MAS)より主要決済機関ライセンス申請の基本承認を得たことを発表した。同ライセンス取得により、リップルは、シンガポールで規制されたデジタル決済トークンプロダクトとサービスを提供し、暗号資産を活用したオンデマンド流動性(ODL)サービスの顧客の利用をさらに拡大することができるという。
リップルは、2022年にグローバルなODLビジネスの成長を記録し、同成長の大半はシンガポールでの事業が牽引しているそうだ。2022年には、世界のODL取引の過半数が、リップルのアジア太平洋地域拠点であるシンガポールにて行われた。リップルは、同成長により、ビジネス開発、コンプライアンス、財務、法務、営業などの主要部門において、過去1年間にシンガポールでの人員を倍増させたという。
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ペイメントナビ編集部
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