ワンタイムパスワードでEC決済のなりすましを防止(SBPS/サードネットワークス)

サードネットワークスが提供するワンタイムパスワード認証サービス「SecureOTP」

2011年9月15日12:45

ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)とサードネットワークスは、2011年9月15日、SBPSが提供する「オンライン決済ASP」とサードネットワークスが提供するワンタイムパスワード認証サービス「SecureOTP(セキュア オーティーピー)」を連携し、SBPSのオンライン決済ASPを利用する事業者に決済の認証を強化するオプションサービスを展開すると発表した。

SBPSのオンライン決済ASPは、クレジットカードや電子マネーなどの決済手段の提供に加え、決済に関わる手続きや各決済機関との契約、収納代金の入金管理までトータルでサポートするオンライン決済のASPサービスである。さらにPC、携帯電話のほか、iPhone、Android搭載端末などのスマートフォンにも対応するなどマルチデバイス化を実現している。

サードネットワークスのSecureOTPは、携帯電話やiPhone、Android搭載端末などのスマートフォンのアプリや、キーホルダー、カード型など利用環境に合わせたトークンから使い捨てワンタイムパスワードを生成する認証ASPサービスである。すでにパスワードの盗用によるゲームユーザーのなりすましを防ぐために、オンラインゲームを提供する企業などで利用されている。

今回、両社のサービスを連携させることにより、オンライン決済ASPを利用する事業者は、決済手段と併せて信頼性の高いセキュリティ技術の認証サービスを導入することが可能になる。これによってなりすまし行為などの不正を防止できるため、運営サイトのリスク軽減につながると両社では自信をみせている。さらに、SecureOTPが導入されていることで、利用者が安心してサービスを利用することができるという。

なお、SBPSは2010年8月に社団法人 日本オンラインゲーム協会へ準会員として加入した。日本オンラインゲーム協会は3-Dセキュアの100%の普及を目指すなど、セキュリティ強化に取り組んでいる。

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