2011年11月28日9:00
GoogleはGoogleWallet、Squareはカードケース(Card Case)でスマートフォン時代の電子サイフを打ちだした。
世界最大の決済ブランドVisaが黙っているわけはない。と思っていたら案の定、電子サイフをリリースした。といっても実質稼動は2012年初頭から。現在は構築中。
Visaの電子サイフの名前は「V.me(ブイミー)」というかわいらしいもの。Pay with me(私で支払って)なのか、Pay me(私に支払って)からの発想なのか。多分両方の意味をドット(.)で表現しているのだろう。
この電子サイフを受付ける加盟店には、従来のVisaマークに加え、V.meのステッカーが貼られる。Visaというロゴを入れなかったのには理由がある。
消費者はV.meにVisaカードだけでなく、MasterCardやAmex、銀行口座払いなども格納できるのだ。スマートフォンにはどのサイフをいれるのか。電子サイフ競争も加熱している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。