2012年1月22日9:00
米国ではSquareやIntuit、VeriFoneなど多数のベンダーが今後急成長するスマートフォンPOS市場でしのぎを削っている。
そんななか、欧州最大のPOSベンダーIngenico(インジェニコ)が米スマートフォンPOS市場に参入した。
新たに提供するサービスはモバイルリテールプラットフォーム(Mobile Retail Platform)。米ベンチャーのiMobile3と提携して開発した。
iMobile3は2008年設立で、フロリダ州ジャクソンビルが本拠。
Mobile Retail Platformはインジェニコの安全な決済ソリューションとiMobile3のモバイル技術を融合してできあがった。
オンライン決済とオフライン決済を可能にし、最終購入率(Conversion Rate)をあげられるというもの。決済はICカード、非接触、磁気ストライプ、NFCモバイル決済など多様な方法に対応する。
2012年、スマートフォンPOS競争はますますヒートアップしてきた。スマートフォンはPOSのコストを下げるだけでなく、顧客体験価値を向上することのほうが意味合いが大きい。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。