2012年1月27日19:10
リクルートは、大学入試の情報処理アウトソーシングサービスを提供するODKソリューションズと協業し、入試出願の新たなWebサービスを2013年卒の入試より提供することに合意したと発表した。リクルートメディアとの連携によって多くの受験生に使われるWeb出願サービスを目指し、入試業務のアウトソーシングで高い実績を誇るODKとの協業により、大学の入試業務における手間・コストの低減やきめ細やかなサポートの実践を目指すという。
具体的には、大学個別の入試方式・出願方法に対応したWeb出願ページを作成し、受験生が出願から受験料決済までをWeb上で行えるサービスを提供する。また、高校生の進路選びをトータルサポートする進学情報サイト「リクルート進学ネット」、大学受験のための勉強や入試選択をサポートする無料会員制サイト「受験サプリ」など、リクルートの各種進学メディアから利用できるようにすることで、多くの受験生が活用できるようにし、出願にかかる手間を軽減する狙いだ。
今回、入試業務のアウトソーシングで高い実績を持つODKと協業することで、従来の紙願書の郵送による志願者データと、Web出願による電子出願データを統合した「統合出願データ」を作成することも可能になる。リクルートメディアと情報処理アウトソーシングサービスとの連携を進め、「出願アクションから入試処理までのワンストップサービス」を提供する。