2012年6月21日12:49
イオンと徳島県は、2012年6月20日、地域活性化包括連携協定を締結したと発表した。
今回の協定の目的は、イオンと徳島県が相互に緊密に連携することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、徳島県の一層の地域の活性化及び県民サービスの向上に取り組むこととなる。
同協定に基づき、イオンと徳島県は、県政情報発信、観光振興、地産地消の推進及び徳島県産品の販路拡大、地域スポーツの振興、電子マネー「WAON」の活用など11項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていく。
同協定の取り組みの第一歩として、四国最大規模のフルマラソン「とくしまマラソン」と日本三大盆踊りである「阿波踊り」をデザイン化した「にぎわい徳島WAON」を2012年7月下旬より発行する。販売店舗は、全国の総合スーパー「イオン」約400店舗、並びに中四国の「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」約160店舗となる。価格は1枚300円で、購入者は同カードを、イオンの店舗をはじめファミリーマートやマクドナルド、吉野家など全国約14万5,000箇所のWAON加盟店で利用することが可能だ。イオンでは、利用金額の一部を、徳島県のスポーツ振興を目的とした活動事業に寄付するという。なお、初年度の販売目標は3万枚となっている。