2012年10月24日10:00
イオンは、2012年10月23日、神奈川県相模原市と包括連携協定を締結したと発表した。同協定の目的は、イオンと相模原市が相互に緊密に連携することにより、双方の資源の有効活用と協働を推進し、相模原市の一層の地域活性化及び市民サービスの向上に取り組むこととなる。
両者は、2011年2月に、政令指定都市として初となる「地域活性化にむけた連携協定」を締結しており、経済・観光の振興、子育て支援・健康増進、高齢者・障がい者支援、子ども・青少年の育成、環境対策、災害対策など10項目において、官民連携で取り組みを進めている。今回の包括連携協定では、新たに電子マネー「WAON」の活用と、生涯学習及びスポーツ振興の2項目を加えた。
取り組みの第一歩として、券面に相模湖と桜を使用したデザインの「さがみはら潤いWAON」を2012年11月下旬に発行する。同カードは、全国約15万2,000箇所、うち神奈川県内では8,000を超えるWAON加盟店で利用可能だ。まずは南関東エリア(神奈川、東京、千葉、山梨)の「イオン」60店舗で販売をスタートし、その後順次全国のイオンで販売を行う。イオンでは、同カードの利用金額の一部を「暮らし潤いさがみはら寄付金」として活用し、広域交流拠点都市を目指す相模原市のまちづくりに利用してもらう。