2013年4月11日19:20
ジャックスは、東京都と公益財団法人東京都環境公社が2013年2月26日に公表した住宅用太陽光発電の新たな普及策「屋根ぢから」ソーラープロジェクトの協同実施者として、東京都および東京都環境公社より連携金融機関に選定されたと発表した。
住宅用の太陽光発電は、東京都の補助事業や国の支援制度等により飛躍的に導入が拡大したことに伴い、この4年間で1キロワットあたりの設置コストが大幅に低下し、かつて導入の阻害要因であったコストの問題は大きく改善しているという。都内の住宅には太陽光発電の導入ポテンシャルがまだ豊富に存在し、東京都はこれをキャッチコピーとして「屋根ぢから」と名づけ、東京都環境公社と連携しながら、補助金に代わる新たな普及策として同プロジェクトを進めているそうだ。
同プロジェクトでは、東京都および東京都環境公社が、その第一ステップとして、東京都民への低利ソーラーローンの提供と割賦販売法に基づく加盟店調査や研修などにより、適切な加盟店管理を行うことのできる金融機関を公募した。ジャックスはこれに応募し、分割払い手数料率や加盟店管理に関する運用などの提案内容を総合的に審査のうえ評価してもらい、このほど連携金融機関として選定された。
ジャックスは、1998 年からソーラーローンの取り扱いを開始しており、現在もクレジット事業における最注力商品として、取り扱いの拡大へ向け取り組んでいる。2012年度のソーラーローンの取扱高は、1,000億円を超える見込みで、国内の金融機関の中でもトップクラスの取扱高実績となっている。
ジャックスでは、同プロジェクトへ協同実施者として参画することで、東京都の住宅用太陽光発電のさらなる普及拡大に貢献していきたいとしている。