商品受け取り後に決済ができる「GMO後払い」を提供(GMO-PG/GMO-PS)

2013年4月23日18:40

GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)の連結会社であるGMOペイメントサービス(GMO-PS)は、2013年8月に予定しているEC事業者に向けた新しい決済サービス「GMO後払い」の提供開始に先立ち、5月下旬より、一部のEC事業者へ向けて先行して提供を開始すると発表した。

「GMO後払い」概要図(出典:GMOペイメントゲートウェイとGMOペイメントサービスのプレスリリース)

購入者が商品を受け取った後に、コンビニや郵便局から代金を支払う「後払い型」の決済方法は、大手の総合通信販売事業者などにおいて広く利用されている。ネットショッピングでのオンライン決済においても、クレジットカードを利用していない購入者を中心に、商品到着後に代金を支払う、「後払い型」決済に対するニーズが高まっている。GMO-PGにおいても、「後払い型」決済への要望が増えていたことから、「後払い型」決済を提供するべく、調査・研究を進めてきた。

GMO-PGでは、新たな事業領域の拡大を目的に2013年1月にGMO-PSを設立し、同社において商品到着後にコンビニのレジや郵便局(ゆうちょ銀行)の窓口、銀行の窓口・ATMから決済できる「GMO後払い」を提供することになった。

「GMO後払い」は、GMOペイメントゲートウェイグループの4万店舗以上(2012年12月現在)の加盟店で「後払い型」決済未導入のEC事業者および新規導入を希望するEC事業者に向けて、2013年8月(予定)より提供する予定だ。まずは、2013年5月下旬より、GMO-PG加盟店である一部のEC事業者へ向けて、先行して提供を開始する。

同サービスでは、まず購入者が商品注文時、決済方法で「GMO後払い」を選択。EC事業者は購入者情報、配送先情報等を登録し、GMO-PSが購入者を与信審査し、結果をEC事業者に連絡する。与信審査が通った場合、EC事業者は購入者からの入金前に商品を発送し、GMO-PSに商品発送を配送伝票番号で連絡する。また、GMO-PSは請求書(払込用紙)を購入者に発送し、購入代金をEC事業者に立て替えて支払いする。購入者は届いた請求書(払込用紙)を持参して、コンビニや郵便局・銀行で支払いを行う流れとなる。

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