2013年7月28日9:00
日本は後払いが原則だが、ケニアの電気料金には前払式がある。32万世帯の前払い利用者のうち、70%はモバイル決済を利用していることがわかった。
ケニアといえばモバイル決済のエムペサ(M-Pesa)で有名。銀行口座をもっていない人も、M-Pesaを利用している。携帯電話は日常生活に欠かせないものになっているからだ。
前払式電気利用者の70%が、電気料金のトークンをM-Pesaで購入している。残りの25%は、スーパーマーケットの店頭やベンダーなど。5%は毎月の口座引落だ。
ケニア電力(Kenya Power)は、52万世帯の後払式電気メーター利用者を前払式に変えていく方針だ。ケニア人にとってM-Pesaの利便性は浸透しているようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。