2013年8月11日9:00
顧客体験価値を重視するスターバックスが、Googleと提携した。なぜ、Googleなのか。それは次世代Wi-Fiを提供してくれるからである。
8月からスターバックス直営店で、従来より10倍高速のWi-Fiサービスを提供する。以降18カ月で、全米7,000店へ導入する計画だ。
スターバックスは、はやくから無料Wi-Fiサービスを提供してきたが、次世代高速Wi-Fiの導入で、さらに顧客体験価値を高めようという狙いだ。
スマートフォンやタブレットは、顧客が常に携帯し、コミュニケーションに欠かせないツールになっている。スターバックスの利用者の多くは、コーヒーを飲みながら、モバイル機器を利用している。無料Wi-Fiは、スターバックスにとって不可欠なインフラになっているのだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。