2014年1月20日19:38
クラブネッツとゼウスは、クラブネッツのマルチポイント端末機とゼウスのクレジット決済処理センターの連携について業務提携し、ポイント販促とクレジットカード決済の2つの決済処理を同時に併用できるサービスの提供を開始したと発表した。
クラブネッツが開発・提供する「マルチポイント端末機」は、複数のポイントブランド(CNポイント、nanacoポイント、ヤマダポイント、JALのマイル)の付与や利用(還元)の処理を行うポイント専用端末で、それら大手ポイントのブランドと連携した販促を行う「マルチポイントサービス」の加盟店で利用されている。
今回の業務提携では、このマルチポイント端末機にクレジットカード決済アプリを搭載した上で、ゼウスのデータセンターを中継しクレジット決済処理を可能にすることにより、1台の端末でポイント販促もクレジットカード決済も行える環境を整えた。また、ネットワーク接続型のレジスター「RegiPro(レジプロ)」においては、現金管理、売上登録、ポイント販促、顧客管理、日報・月報の自動処理、売上集計管理、そしてクレジットカード決済を、一連のオペレーションの中で行えるような機能とサービスを備えている。
クラブネッツとゼウスは、今回の提携に伴うインフラの整備及びパッケージサービスの提供により、複雑化する店頭オペレーションの簡素化と時間短縮、煩雑なレジ周辺機器類の統一化、決済サービスにおける複数契約の一本化の実現を目指す。また、日本全国の中小規模店舗が1人ひとりの顧客を重視しながら“収益向上・サービス向上を実現する販促方法”の提案、そして規模やノウハウレベルに関わらず“無駄のない店舗経営”を行えるよう、サービス提供を通して支援活動を行っていくそうだ。