「注目企業のeコマースサイト活用法」特集~セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

2010年8月6日 07:37

オンライン寄付にクレジットカード決済を導入
継続課金での個人の支援者の利便性が向上

セーブ・ザ・チルドレンは1919年に設立以来、約90年にわたりすべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指している。世界のNGOの代表格として各国政府からもその重要性を認められている。2009年度の事業収入は1,098百万円。厳しい経済環境の下で、クレジットカード決済でのオンライン支援者が増加している。

子ども支援の国際NGOとして活動

決済手数料はセーブ・ザ・チルドレンが負担

セーブ・ザ・チルドレンは、「子どもの権利」を実現するために、世界中の子どもたちとともに、迅速かつ継続的な生活の改善を目指し活動する「子ども支援の国際NGO」である。現在、29カ国のそれぞれ独立した組織がパートナーを組み、世界最大のネットワークを活かして、120ヶ国以上で活動を展開している。

セーブ・ザ・チルドレンは、国連に公式に承認された、子どもたちのための民間の国際援助団体(NGO)。(上)Anna Kari(下)Colin Crowley/Save the Children(出典:セーブ・ザ・チルドレン)

セーブ・ザ・チルドレンでは2005年からインターネットでのオンライン寄付を開始。寄付の方法は毎月1,500円からスタートできる継続支援「SCサポート プログラム」、支援できるタイミングで寄付を行う「一般寄付」がある。最近の傾向として、「個人の支援者から、クレジットカード決済による継続課金の占める割合が増えています」とセーブ・ザ・チルドレンの担当者は説明する。

従来、継続支援に関しては口座振替、銀行振り込みが基本だったが、今やクレジットカードはいろいろな分野で利用されていることから採用した。

継続支援は1,500円、2,000円、3,000円、5,000円、1万円×口数、一般寄付に関しては3,000円、5,000円、1万円×口数となっている。利用者は寄付の継続支援、一般寄付の各画面で寄付の金額と口数、支払い方法、個人の属性情報を入力する。その後、クレジットカードを選択した場合は決済代行事業者のゼウス提供の決済画面に進み、クレジットカード番号や有効期限を入力する。決済手数料に関してはセーブ・ザ・チルドレンで負担をしているという。

クレジットカードの決済処理に関してはすべてゼウス側で行われるため、セーブ・ザ・チルドレンではクレジットカード情報の伝送、処理、保管は行っていない。

「2009年以前は別の決済代行事業者と契約していましたが、包括契約ではなかったため、複数のカード会社と個別に契約が必要になりました。また、クレジットカード番号の保管も行っており、大きな負担になっていました」(担当者)

オンライン寄付は若年層の支援者が多い

他の決済手段は慎重に検討

男女比はオンライン寄付でほぼ同数だが、30~40代が中心だ。寄付金の累計金額に関しては2008年までは伸びを示していたが、2009年のリーマンショックの影響を受け、支援者数の伸びは減少している。そんななか、クレジットカードによるオンライン寄付の貢献度は高く、寄付金に占めるクレジットカードの割合は伸長している。新規支援者はもちろん、口座振替からクレジットカードに切り替える人も多いという。「唯一のネックは一括で多くの支援金を頂戴した場合、手数料が高くなる点です」と担当者は話す。

広報活動は新聞広告やダイレクトメールなどを通して実施している。またインターネットの検索エンジンから、セーブ・ザ・チルドレンの活動を知り、寄付を行う人も増えている。支援者にはメールマガジンの配信、ニュースレターを届ける形で事業報告をしている。なお、住所や氏名など支援者の個人情報に関してはセーブ・ザ・チルドレンのデータベースで管理している。

クレジットカード、口座振替以外の決済手段としてはコンビニ決済を一部行っているが、セーブ・ザ・チルドレンが負担する手数料がネックになっている。今後は携帯電話のキャリア決済など、他の決済手段を導入し、間口を広げることも考えてはいるが、それを利用する支援者をどうサイトに誘導するかが課題になるため、慎重に検討していく方針だ。

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