2014年7月15日15:34
三菱UFJニコスはこのほど、ヒルトン名古屋に、訪日外国人対象の外貨建てによる決済サービス「DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済サービス」導入を決め、2014年7月16日に取り扱いを開始すると発表した。
ヒルトン名古屋は名古屋駅から車で5分という好立地と、世界有数の高級ホテルブランド「ヒルトン」のサービスにより、国内外の多くの人が利用している。
同社では、著しく増加している外国人顧客の利便性向上を目的に、宿泊料金の支払いに「DCC決済サービス」を導入する。 DCC決済サービスは、日本国内においてVisaとMasterCardブランドの海外発行カードによる自国通貨建てで決済を可能とする仕組みであり、三菱UFJニコスではFEXCO Merchant Services(フェクスコ・マーチャント・サービス)と協業して、2013年10月から提供を開始している。
提供通貨は、米ドル、韓国ウォン、豪ドル、台湾ドル、ユーロ、香港ドル、シンガポールドル、英ポンド、タイバーツ、カナダドルの10通貨。同サービスは、三菱UFJニコスのクラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」導入加盟店で利用可能となっている。