2015年3月12日22:48
鎌倉発祥のシャツ専門店「鎌倉シャツ」を展開するメーカーズシャツ鎌倉は、三井住友カードと提携し、メーカーズシャツ鎌倉新宿店、鎌倉本店、秋葉原店において、外貨建てカード決済サービスを導入した。米ドル、ユーロ、英ポンド、香港ドル、タイバーツ、インドルピーなど14通貨に対応する。
2015年2月より新宿店において先行してサービスを開始し、3月11日より秋葉原店で、3月12日より鎌倉本店でサービスを開始した。同サービスの導入により、海外発行のクレジットカードを持つ外国人の利用者は、3店舗でカードを利用する際、「自国通貨建て」か「円建て」か、決済通貨を選択できるようになる。
通常、海外発行のクレジットカードを日本の店頭で利用する場合、利用時点では円建てで決済し、為替レート確定後に、自国通貨で換算された決済額がカード発行会社等から利用者に通知・請求される。
同サービスでは、店頭でのカード利用時点で為替レートを確定させるため、従来の円建てでの金額に加え、利用者の自国通貨に換算された決済金額を店頭で提示し、利用者自身が円建てか自国通貨建てかのどちらで決済するかを選択できるようになる。
メーカーズシャツ鎌倉では、消費税免税制度に対応した販売を開始するなど、増加する訪日外国人客へのサービスを強化している。今回、特に外国人が多く来店される新宿店・鎌倉本店・秋葉原店に「外貨建てカード決済サービス」を導入することで、訪日外国人客の利便性向上を図るそうだ。