2015年3月31日16:06
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、先輩と後輩の会食時における支払いシーンを検証したムービー「The Supper~計測された会食~」を、2015年3月31日より公開した。
「The Supper~計測された会食~」は、若いうちから管理職、マネージャー職に着任し、人前での支払いを担うことが多い20代後半から30代中盤のビジネスマンをターゲットとしたムービーとなる。ゴールドカードを持つことでうまれる心理的な影響をさまざまな角度で検証、実験すべくVisaが立ち上げた「Visa Gold Lab」の企画第一弾となる。
今回は先輩1名と後輩3名のチームで構成された計3チームの会食シーンを検証。3名の先輩は、現金、クラシックカード、ゴールドカードのそれぞれ異なる支払い方法で会食費を精算する。後輩は、ウェアラブルカメラと脳波測定デバイスを装着し、会食に参加。会食時、後輩が先輩のどういった行動に着目するか、また、その行動に対しての集中力の変化を調査した。
ウェアラブルカメラを用いた視線の認識により、各チーム3名の後輩全員(9名)が、先輩の支払いシーンを目視していたことが分かったそうだ。また、先輩の支払いシーン前後の後輩の集中力の変化を調査。支払いシーンに差し掛かるにつれ、9名の後輩全員の集中力は上昇する結果となった。「一つのことだけを考えること」で集中力は高まることから、このシーンで後輩は先輩の支払う行動のみを考えていたことがうかがえる。また、支払い前後の集中力の上昇度を見ると、現金(45%)、クラシックカード(37%)、ゴールドカード(64%)となり、ゴールドカードが後輩の集中力を最も上昇させた支払い方法となった。今回の検証から、後輩は先輩が支払うシーンと、支払い方法に注目していることが明らかとなったとVisaでは発表している。