2015年9月20日9:00
利用者の同意を得て本人情報をシェアする。フィンテックベンチャーが創出したアイデアに300万ドルの資金が集まった。
トゥルーノミ(Trunomi)は2014年2月の設立で、本社はバミューダのハミルトン。設立時に230万ドルの資金を調達しているから、合計530万ドルを調達したことになる。
トゥルーノミは金融業界向けに本人確認とともに、個人のデータシェアリングを提供する。たとえば口座開設時に本人確認サービスを銀行提供し、本人の同意を得て口座の利用情報や取引情報をシェアするというサービスだ。
トゥルーノミは2015年の欧州フィンテック50にランキングされている注目企業。9月には、欧州Visaの起業家コンペでファイナリストに選ばれた。