2015年11月10日15:21
KDDIは、2015年11月より、OpenIDの標準化団体であるOpenID Foundationのボードメンバーとして参加すると発表した。
OpenIDは、主にウェブサービス間においてID認証連携を行うための標準仕様となっている。1つのIDで自社だけでなく他社を含むさまざまなサービスにログインすることが可能になり、ウェブサイトやアプリ、スマートフォンなどのサービスにおいて利用されている。OpenID Foundationは、そのOpenIDの標準仕様を策定し、普及促進を図る団体となる。
KDDIは、OpenIDに準拠した「au ID」を提供している。「au ID」は、2015年10月に2,500万IDを突破し、「auスマートパス」、「au WALLET Market」、「auかんたん決済」のコンテンツサービスに加えて、「au WALLET プリペイドカード」「au WALLET クレジットカード」など、さまざまなサービスで利用されている。
なお、OpenID Foundationのボードメンバーはほかに、野村総合研究所、Deutsche Telekom、Symantec、Ping Identity、Google 、Yahoo、Microsoft、PayPal、AOL、Verizonとなっている。