2015年11月19日17:44
三菱UFJニコスは、このほど神奈川県横須賀市と提携し、「衣笠商店街振興組合」と衣笠仲通り商店街協同組合が2015年11月27日~29日の3日間で販売する「衣笠商店街プレミアム商品券」の発行業務を受託すると発表した。
「衣笠商店街プレミアム商品券」は、1万円券で1万2,000円分の買い物ができる“プレミア付き”で2,500枚の限定販売となり、2016年1月31日まで同商店街で利用可能だ。また、従来の紙製ではなく、クレジットカードと同じサイズのプラスチック製で、券面には明治14年の横須賀製鋼所(造船所)の絵地図が施されている。横須賀市と衣笠商店街では、地域住民の生活支援と消費活性化を目的に同商品券の導入を決定した。
今回の取り組みは、横須賀市からの支援のもと、衣笠商店街振興組合と衣笠仲通り商店街協同組合が同商品券の発行者となり、販売促進や利用者からの照会対応などを担う。三菱UFJニコスは、カード作成や発効後の残高管理、加盟店審査・精算業務、決済端末設置などのインフラ整備を受託した。
具体的には、同社運用のクラウド型マルチ決済システム「J-Mups」を導入する衣笠商店街の約50店舗で商品券(カード)が利用可能で、同システムにより利用者は店頭での代金精算時に、あらかじめ購入した商品券で支払い、残高の範囲内で繰り返し使える仕組みとなる(追加チャージ不可の使い切り型)。
なお、今回導入する店舗では、同商品券のほか、クレジットカードや銀聯の決済にも対応し、訪日外国人の利便性向上にも役立ててもらうという。