2016年8月15日19:15
三井住友カードは、2016年8月15日、三井住友銀行と共同し、三井住友銀行に普通預金口座を保有する満15歳以上の個人を対象とした新商品「SMBCデビット(国際ブランド(Visa)付きデビットカード)」の発行を10月下旬より開始する予定であると発表した。
同サービスは、日本で初めてとなる、クレジットカード会社が発行会社となり銀行と共同発行を行うデビットカードとなる。三井住友フィナンシャルグループとして、Visaカードに関するさまざまなノウハウを活用するため、三井住友カードがサービスを提供するという。同カードは200以上の国と地域のVisa加盟店やインターネットでの決済で利用できるほか、海外のATMでは現地通貨による引き出しが可能となり、外貨両替の手間を省くことができる。
利用可能額は、ショッピングが1回、1日、1カ月それぞれ100万円となる。また、海外での現地通貨引き出しは、1回および1日10万円、1カ月100万円となっている。また、特典として、ショッピング利用金額の0.25%を、決済用の普通預金口座に毎月自動でキャッシュバックする。
さらに2017年春頃には、コンタクトレス(非接触)決済が可能なSMBCデビットの発行を予定している。
なお、三井住友カードは、今回のクレジットカード会社と銀行による共同発行スキームを、全国のVJAグループ各社へ向けて積極的に展開していくそうだ。