2017年6月15日18:09
Visa(ビザ)は、2017年6月14日、「FIFAコンフェデレーションズカップ2017」を観戦するサッカーファンが公式FIFAスタジアムで高度な決済体験をいち早く体験できると発表した。Visaは、スタジアム・コンコースのあらゆる場所に1,600台の店頭端末を設置し、コンセッション方式の店舗を120店配置して、キックオフから決勝戦までキャッシュレスの決済体験を提供する。同技術により、公式FIFAスタジアムには最新の決済イノベーションが装備され、ファンは、クリック(デジタル)、ディップ(ICカード接触)、タップ(非接触)、スワイプ(磁気読み取り)のいずれでも、決済を行うことができる。
「Visa記念プリペイドカード」は、スタジアム中に設置されたアルファ銀行の非接触型ATMで追加入金可能だ。また、「Visa非接触型クレジットカード/デビットカード」は、近距離通信(NFC)対応端末でのVisaによるモバイル決済が行える。
また、Visaは、FIFAコンフェデレーションズカップ2017の公式欧州銀行であるロシアのアルファ銀行と協力し、Visa NFC対応アルファ銀行決済用リストバンドを導入する。これはスタジアムの各所に設置されたVisaのカスタマーサービス・ブースにて1000ロシア・ルーブル(約18米ドル)で購入でき、ファン個人のクレジットカードまたはデビットカードで追加入金ができる。セレクト・Visaおよびアルファ銀行の利用者はまた、FIFAイベントで初めて決済リングを使用することが可能だ。同決済リングはプリペイドカードに連動したもので、NFC対応アンテナが組み込まれており、ファンは、タップすれば、ロシアで非接触型決済を受け入れている所ならどこででも決済することが可能だ。