2017年7月14日14:25
AnyPayは、DasCapital(ファンド運用法人名:SSTJ INVESTMENT PTE.LTD.)と共同で仮想通貨・フィンテック領域への投資を開始すると発表した。合わせて2008年度より事業家・投資家として活動をしてきた木村新司氏および、2016年度より開始したDasCapitalの投資実績を公表した。
木村氏は、2008年より事業家、投資家として、「ウェブからソーシャル/スマホへのシフト」に焦点をあて、ニュースキュレーションサービスを運営するGunosyや採用に特化したSNSの運営するウォンテッドリーなどの企業へ投資を行ってきた。現在は、AnyPayの代表取締役を兼任しながらDasCapitalの代表も務めており、仮想通貨、シェアリングエコノミーといった「規制緩和 / 技術革新」・「新興国」を中心に投資を行っている。これまでの実績として26社に累計約23億円の投資を実行し、株式の保有状況としては約40%をExit済み、投資後2.5年以内のものが約半分を占めている。
決済関連では、クレジットカード決済導入の仕組み・端末を運営するコイニー、仮想通貨取引所を運営するbitFlyerに投資している。また、医療介護の情報サイトやオンライン診療アプリの開発・提供を行うメドレーにも出資している。
今後はDasCapitalと共同で、インド、韓国を中心としたアジア諸国における仮想通貨・フィンテック領域への投資を実施していく予定だという。