2017年10月27日8:43
TISは、ソニー銀行のVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」に、すでに導入されている当社の国際ブランドデビットカード事業サポートサービス「DebitCube+(デビットキューブプラス)」に加えて、スマートフォンでクレジット/デビット/プリペイドなど各種決済カードの利用管理ができるクラウドサービス「CARD×DRIVE(カード・ドライブ)」が新たに採用されたと発表した。「Sony Bank WALLET アプリ」でのカードコントロール機能の利用者への提供は2018年4月に予定されている。
ソニー銀行では、2016年1月から11通貨対応のVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET」を提供している。「Sony Bank WALLET」のシステムには、TISの『DebitCube+』が採用されている。その後、ソニー銀行からは「Sony Bank WALLET」ユーザーの利便性向上のため、不正利用の抑制に繋がるカードコントロール機能の導入の要望があり、これに対しTISは、APIベースのクラウドサービス「CARD×DRIVE」を提案したという。
「CARD×DRIVE」はカード会員にカード利用情報をリアルタイムにプッシュ通知する基本機能に加え、カード利用が拒否された場合に、カード会員に拒否理由をプッシュ通知する機能、カード会員自身が設定したルールに基づき、カード利用を制限する機能を備えたサービスとなる。
ソニー銀行には、既存システムである「DebitCube+」との親和性の高さや実装機能の充実度、コストなどの点に加え、スピーディな提案が評価され、「CARD×DRIVE」が採用されることになった。