2018年1月19日18:52
セイコーソリューションズは、このほどイオン銀行に電子契約サービス「かんたん電子契約」を提供し、住宅ローン手続きのペーパーレス化を実現するサービスの構築を行ったと発表した。同サービスは、イオン銀行にて2018年1月31日より利用開始する。
従来、銀行などの金融機関で提供する住宅ローンの利用には、借り入れを行うための契約書類の作成・確認を店舗で行うか、郵送によるやり取りによって行う必要があった。今回、電子契約サービスを導入するイオン銀行では、住宅ローン手続きがインターネットを通じてスマートフォンやPCなどで行えるようになる。また、課税対象となる契約書面の電子化により、印紙税の支払いが不要となる。
イオン銀行では、電子契約化により、従来発生していた郵送業務、書類管理業務などの事務作業が大幅に削減され、業務のスピード化を図る計画だ。
なお、サービスの導入にあたっては、セイコーソリューションズがクラウド上に構築した電子契約サービスに、同じくセイコーソリューションズが標準サービスとして提供するタイムスタンプおよびリモート署名サービスを活用することで、開発開始より約6カ月という短納期でのサービス提供を低コストで実現したとしている。