2018年2月2日21:31
イオンリテールは、世界自然遺産小笠原諸島の環境保全を目的としたWAONの発行について提携し、小笠原村のご当地WAON「小笠原←1,000km→WAON」を2018年2月16日に発行すると発表した。
「小笠原←1,000km→WAON」の名称は、小笠原諸島(父島)が東京湾から1,000km南方の北太平洋上に位置することに由来しているという。カードの表面に小笠原諸島が北太平洋最大の繁殖地である「アオウミガメ」をメインに配した青い海とザトウクジラを模した小笠原村観光局公式キャラクターの「おがじろう」、裏面には、東京と小笠原諸島(父島)間を運航する「おがさわら丸」や父島と小笠原諸島(母島)間を運航する「ははじま丸」のほか特別天然記念物の「ハハジマメグロ」や「南島」を配し、小笠原村および観光で訪れた人々に親しんでもらえるデザインを意識したそうだ。
同カードの利用金額の一部をイオンが自治体やNPO法人に寄付し、地域の環境保全や観光振興等に役立ててもらう仕組みをもつ寄付つき「ご当地WAON」は2009年に発行を開始し、 今回の「小笠原←1,000km→WAON」で133種類となった。
なお、「小笠原←1,000km→WAON」の保有者が全国約37万箇所の「WAON」加盟店で利用すると、その支払い金額の一部をイオンが小笠原村に寄付し、世界自然遺産小笠原諸島の環境保全に役立ててもらうという。