2018年3月13日11:42
NTTドコモはこのほど、「クレジットカードの選び方・使い方」をテーマに、日本全国の20歳から69歳までの男女・合計4,700名を対象にした、世代・地域別の比較調査を実施し、 その結果を発表した。調査実施機関は楽天リサーチとなる。
調査ではまず、クレジットカード選びにおいて、「ステータス」と「おトクさ」では、どちらをより重視しているかを聞いたところ、すべての世代で「おトクさ」を重視しているという結果になった。また、「おトクさ」を重視していると回答した人は、20代以外ではすべて9割前後にのぼっている。
続いて、「クレジットカードの使い方」についても調査。「クレジットカードで買い物をするときの最小金額」を聞いたところ、「1,000円未満」の回答が最も多かったのが、30代(53%)。 同じ回答が最も少なかった50代(41%)と比較すると、10ポイント以上もの差がみられた。バブル崩壊後の就職氷河期世代である30代は、バブル世代を中心とした50代に比べて、少ない金額でもクレジットカードで「キャッシュレス」な買い物を行う人が多い。
なお、30代は、同調査で別途聴取した消費意識に関する調査項目でも、「何よりも効率を重視している」と答えた割合が高い(64%)ため、買い物においても小銭での支払いやポイントカードを出す手間などを省き、効率的に買い物をして現実的なおトクを享受したい人が多いと考えられる。
また今回は、世代別に加えて、地域別の比較調査も実施。以下のような結果となった。
【地域別比較】 「クレジットカード」に関連する47都道府県ランキング
●「早期デビュー県」ランキング 1位「奈良県」
●「ゴールドカード県」ランキング 1位「兵庫県」
●「高額利用県」ランキング 1位「埼玉県」
●「おトクさ重視県」ランキング 1位「岩手県」
●「キャッシュレス県」ランキング 1位「三重県」