2018年6月13日9:00
サンフランシスコに本拠を構えるチャイム(Chime)が、7,000万ドル(80億円弱)を調達した。今回はシリーズCラウンドで、リードしたのはMenlo Ventures。
チャイムの創業は2013年。本格的にサービスを開始したのは2016年初頭から。今回を含めこれまで6回のラウンドで1億1,250万ドルを調達し、時価総額は5億ドルになった。
コンセプトは健全な金融生活をリードすること。対象はミレニアルズで、既存銀行の手数料の高さにうんざりしている人たち。
チャイムは通常の銀行が徴求する手数料をほとんどカット。オーバードラフト手数料なし、口座維持手数料なし、クロスボーダー取引手数料なし、ミニマム残高手数料なし、としている。
2018年5月現在、稼働口座数は100万を突破。毎月10万口座を新規獲得しているという。これまでの総取扱高は45億ドル。2018年末までに10億ドルに達する見込みだ。