2018年7月9日20:33
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、2018年6月12日、東京・大手町のFINOLABにて、グローバル・イノベーション・プログラム「Visa’sEverywhere Initiative」を日本で初めて開催すると発表した。同プログラムは、東京2020オリンピック、さらにその先まで持続する革新的なデジタル・ペイメント・ソリューションの開発にフォーカスしているという。「Visa’s Everywhere Initiative」は、グローバルなイノベーション・プログラムで、将来のビジネス課題の解決、商品提案の強化、Visaの巨大なパートナーネットワークへの先見的解決策の提案をスタートアップ企業に呼びかけるプログラムとなっている。
参加者は、7月31日までの応募期間中に、以下の3つの課題の中から1つを選び、ソリューションの提案が可能だ。
課題1
デジタル・ペイメント・ソリューションを加速するために、中小加盟店に対する価値と利便性の提供には、どのようなソリューションが考えられるでしょうか。
課題2
東京2020オリンピック開催期間およびその先において、訪日外国人に革新的なデジタル・ペイメント体験を提供するために、どのようなソリューションが考えられるでしょうか。
課題3
東京2020オリンピック開催期間中、競技場や関連施設において、観客および利用客向けに魅力のあるデジタル・ペイメント体験を提供するために、どのようなソリューションが考えられるでしょうか。
選考通過者 は、9月4日の最終選考会で、業界の専門家からなる審査員に対してソリューションを発表し、受賞3者には、合計300万円の賞金が提供される(最優秀賞: 200万円、優秀賞: 50万円、特別賞: 50万円)
なお、「Visa’s Everywhere Initiative」は、2015年に米国で開始以降、開催国は世界各地に拡大し、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、中東アフリカ地域の40カ国以上で展開されている。これまでに、2,100 社以上のスタートアップが参加し、131 社が入賞、そして36社が最優秀賞として選ばれ、延べ約20億ドルの資金が提供された。