2018年7月17日20:44
GMOあおぞらネット銀行は、 高度セキュリティ認証、 ブロックチェーン、 人工知能(AI)、 IoT、次世代メディアなどの活用と新たな顧客ニーズに対応した、次世代型インターネット銀行事業を2018年7月17日に開始したと発表した。GMOあおぞらネット銀行のキャッシュカードにはVisaデビット機能を標準装備しており、Visa加盟店でのキャッシュレス決済に利用可能だ。
2019年春には、米Dynamics Inc.と提携した、ハイセキュリティデビット一体型キャッシュカードを発行する予定だという。ハイセキュリティデビット一体型キャッシュカードでは、ユーザー自身が設定するパスコードを入力することで、ATM、デビットカードの利用が可能となる仕組みとなっており、カード紛失時等の物理的セキュリティを担保するという。
今後、 同ネット銀行は、 矢継ぎ早にローンやクレジットカード等の商品サービスを投入していくそうだ。また、 2019年1月には参照系API(口座の預金残高や入出金明細などの情報参照が可能)の提供を開始し、2019年4月には更新系API(振込などの決済まで可能)の提供を開始する予定だ。将来は、これら銀行API連携機能の拡充による「プラットフォーム銀行」の展開を見据えている。
さらに、同ネット銀行は、GMOインターネットグループと連携し、ブロックチェーン技術を活用した新決済方式の開発に取り組むことを予定している。